腰椎椎間板ヘルニア
【年代・性別】
30代後半 男性
【主訴】
坐骨神経痛・梨状筋が緊張してる・足の指しびれ強い
【既往歴】
右股関節打撲
【来院に至った経緯】
冷凍室で仕事していて、腰痛発祥。冷凍室で機械を操作してる。アクセル踏む足を酷使したりして、腰痛が発症。それと、臀部の梨状筋の筋緊張が強くなって坐骨神経痛の痛みが始まる。左足の指のしびれが全体的に強くあります。体重が100㎏以上あり、運動習慣はあまりないようです。過去に右股関節を強く打撲する。
以降、徐々に腰痛体質になってきたようです。
医療機関受診され、腰痛椎間板ヘルニアと診断される。激しい痛みが出ると、薬を飲んでもおさまらない。夜間痛があると、寝れなく困っていた。
接骨院などで治療うけるが改善せず、たまたま見たホームページを見て、当院を来院されました。
【初診の状態】
左仙腸関節の可動制限と上部の浮腫
腰背部起立筋と右臀部過緊張
C1の左可動制限と胸鎖乳突筋の過緊張
【所見】
頸部
ROM制限無し
腰部
SLR 40°+
MMT:EHL 3/5
【体表温度検査】
S3、L5、C6、C1
【視診】
左短下肢
左耳介上方
左腰部起立筋の膨隆
【静的触診】
左仙腸関節上部に浮腫
左上部頸椎にスポンジ状の浮腫
後頭下筋の緊張
【動的触診】
左仙腸関節、L5、C6、C1
【レントゲン評価】
腰椎の過前弯傾向 L5がD4レベル
頸椎前弯カーブ減少
【リスティング】
左PIEX、S3P、C6PRS、C1ASL
【来院日】 計11回
R4.10/9・11/2・12/18・R5.2/22・6/13・7/25・9/23・11/22・R6/2/20・5/12・7/20
【経過と内容】
腰椎の椎間板がD4レベルと慢性的だったため、週2回の来院を提示したが、茨木から来ることもあり、不定期のケアからスタートすることにした。
・初回 骨盤のサブラクセーションが顕著だったため 骨盤部のアジャストを行いました。
・3週目(2回目のアジャストメント)
初回のアジャストメントで、右臀部の筋緊張が軽くなってきて坐骨神経痛の痛みが随分な軽くなってきた。足指へのしびれは変わらず残存。
・10週目(3回目のアジャストメント)
疲労がたまってくると、右臀部の筋緊張がつよくなってきてくるが、前回のアジャストから坐骨神経痛がなくなってきた。
・35週目(5回目のアジャストメント)
2~3か月の通院ペースで経過観察していたが、右股関節が痛むようになってきた。骨盤のアジャストを2回に分けて行った。
・50週目(7回目のアジャストメント)
右股関節の痛みが消失してきて、臀部の筋緊張も軽減してきた。腰痛も日常生活に支障なく過ごせてきた。足のしびれは、残存するが症状が落ち着いてきているので、メンテナンスへ移行しております。
【考察】
中学生の時に、運動で右股関節を打撲。1か月ぐらい、松場杖ついて歩行。病院でリハビリをうけていた。体重が100㎏超ある。
今回のケースでは自律神経にもとずいた症状がみられないことから、筋骨格系にしぼりアプローチを開始した。
状態を見極めると左骨盤の動きがかなり悪かったため、慢性的に骨盤サブラクセーションをおこしていたところに椎間板にたいするダメージがかかりつづけ、「椎間板バランス」が乱れはじめたところで「腰椎椎間板ヘルニア」を発症したと考察。
また仕事で同じ動作を継続していて、荷重バランスが乱れてしまい生活習慣の悪影響もつみかさなり、骨盤サブラクセーションを誘発したのではないかと考える。
サブラクセーションをとり除くことで神経機能が回復し、「どこへ行っても良くならない・・・」と悩んでいたつらい椎間板ヘルニアが根本から解消していくことができました。