医師と提携し
科学的なデータに基づく治療計画
サブラクセーションに特化した検査
神川カイロプラクティック治療室では、すべての検査をシステムで行っております。サブラクセーションに特化した検査を行うこで、正確に問題の原因を特定し、患者様に最適な施術を行っております!
❶視診
視診とは、視覚を用いて身体の形態や機能に異常がないか、疾患などの徴候が現れていないかを意図的に観察することである。外観から身体を観察する際には、左右の比較を行いながら、異常部位の大きさ、形、色、位置、左右対称性に留意することが重要である。また、外観からの身体の観察だけでなく、表情や会話、身なりから、意識状態や認知機能のアセスメント、さらに心理社会的側面のアセスメントにもつなげる。
❷ナーボスコープ

体表温度を測定する器具を「ナーボ・スコープ」といいます。スコープにはプローブと呼ばれる金属部分が2つあり、その先端には熱を感知するコイルが付いています。左右のプローブで脊柱を挟むようにして2つの先端(コイル部分)を上皮に当て、1つの椎骨レベルで不均一な温度変化がある箇所をピンポイントで的確に見つけ出します。熱量をよりうけた側へ電圧計の針が振れるようになっていて、体表温度の誤差を数字化して記録することができます。
つまりナーボ・スコープとは、サブラクセーションの兆候である神経病理の検査を行う器具となります。
血液の流れは全て神経が制御しているので、皮膚の温度を調べることでその周辺の神経の状態が正常か、異常かを知ることができます。ナーブ・スコープを使用することで、サブラクセーションの存在(有るか無いか)を知ることができます。またサブラクセーションの正確な場所も教えてくれます。これによって検査の時短にも繋がり、患者様の負担を軽減することもできます。
サブラクセーションがどのくらい続いていたか?慢性/急性などの情報を高い確率で知る客観的な検査が可能になります。神経機能を分析する検査法により、科学的なデータを元に根拠のあるケア計画を立てることができ、互いに安心したケアを提供することが可能になります。
❸レントゲン検査
医師提携先にて、レントゲン撮影して頂きます。
・頸椎正面図(開口部)・側面図 (2枚)
・胸椎正面図 ・側面図 (2枚)
・骨盤正面図 ・側面図 (2枚) 合計 6枚
■頚椎側面図 1枚

■頚椎正面図(開口部) 1枚

■胸椎正面図 1枚

■胸椎側面図 1枚

■骨盤正面図 1枚

■骨盤側面図 1枚

❹静的触診
触診の特徴は、患者様を動かさずに脊柱と骨盤の皮膚状態の検査を行います。サブラクセーションの兆候である組織病理や筋肉病理の検査を行うのが、静的触診になります。体表の凹凸、肌の質感、温度(熱感&冷感)、しこり、筋肉の硬直、腫れ、炎症、圧痛などの軟部組織の異常の確認を行います。
カイロプラクティックでの静的触診には、浅層部と深層部の2種類が存在しています。特に浅層部の静的触診は、サブラクセーションを正確に特定する際に重要視されている検査の1つとなります。
浅層部の静的触診では、浮腫(炎症反応によって損傷した組織の修復を高めるために代謝が向上している部位)や肌の質感や体表温度などの検査を行います。深層部の静的触診では、筋肉の硬直/弛緩や圧痛などの検査を行います。
❺動的触診
動的触診とは、体表温度の測定によって見つけられた各脊椎のどこにアジャストメントを行うか決定する唯一の手段になります。サブラクセーションの兆候である、運動病理の検査を行うのが動的触診で様々な方向に体を動かしながら脊椎や骨盤の動きの確認を行います。
動きが制限されている場所をカイロプラクティック用語では、フィクセーション(Fixation)と言います。まず、土台のバランスの乱れや外傷によって椎間板が損傷します。その損傷した椎間板の修復のため代謝が向上し膨張することで、椎骨の全体的な可動性が制限されます。
また、慢性化してくると髄核が椎間板の中心から前方へ変位し、組織の損傷により炎症性の浮腫が現れ、椎骨の全体的な動きが更に制限されていきます。これがフィクセーションの始まりになります。
反対に可動性が増大している場所の見極めのため動的触診は重要です。例えば、亜脱臼、骨折、関節包や靭帯の過伸張、筋の弱化によって可動性が病理的に増大することがあります。また、妊娠することでお産に向けて骨盤や背骨の可動域が増大している場合もあります。
カイロプラクティックでは、サブラクセーションによって可動域が失われた椎骨や骨盤を補うために他の部位で可動域が増大し、体のバランスをとる補正作用(カンパンセーション)が起こります。
この補正作用によって可動域が増大している場所を動的触診によって検査することも重要になります。この2種類の動的触診の技術を習得することでどの部位をアジャストメントするべきか、するべきではないのかを区別することが可能になります。また動的触診は、アジャストメントの効果を再確認する場合の施術後のチェックにも行われます。
カイロプラクティックでは、サブラクセーションによって可動域が失われた椎骨や骨盤を補うために他の部位で可動域が増大し、体のバランスをとる補正作用(カンパンセーション)が起こります。
この補正作用によって可動域が増大している場所を動的触診によって検査することも重要になります。この2種類の動的触診の技術を習得することでどの部位をアジャストメントするべきか、するべきではないのかを区別することが可能になります。また動的触診は、アジャストメントの効果を再確認する場合の施術後のチェックにも行われます。