妊娠中の便秘は、多くの妊婦さんが悩む不快なお悩みのひとつです。ホルモン変化・子宮による腸への圧迫・運動量の低下など、さまざまな要因が重なることで腸の働きが低下しやすくなります。骨格・神経系・自律神経の状態を整えることで、腸が動きやすい身体環境をサポートできることがあります。

妊娠してから便秘がひどくなった。何日も出ない日が続く

お腹がパンパンに張って苦しい。食欲もなくなってきた

いきみたいけど、赤ちゃんに影響するのかと不安で力が入れられない

薬は使いたくないけど、自然な方法で何かできないか

⚠ 大切なお知らせ

カイロプラクティックは医療行為ではなく、便秘の診断・治療を行うものではありません。激しい腹痛・血便・嘔吐を伴う便秘・長期間まったく排便がない場合は、必ず産婦人科にご相談ください。緩下剤などの薬については担当医へご相談ください。当院のサポートは医療と並行して活用する骨格・神経系環境の整備です。


なぜ妊娠中に便秘になりやすいのか

妊娠中の便秘は複数の要因が重なって起きています。ひとつの原因だけでなく、複合的な変化が背景にあることを理解することが大切です。

プロゲステロンによる腸の動きの低下

妊娠中に増加するプロゲステロンは腸の平滑筋を弛緩させ、腸のぜん動運動(便を送り出す動き)を低下させます。これが妊娠中の便秘の最も大きな原因のひとつとされています

子宮による腸への圧迫

お腹が大きくなるにつれ、子宮が腸(特に大腸・直腸)を物理的に圧迫します。腸の通過時間が長くなり、便が硬くなりやすくなります。妊娠後期に特に顕著になります

腰椎・仙骨のサブラクセーション

腰椎下部・仙骨は腸・直腸への神経伝達に関係する部位です。サブラクセーション(関節の機能不全)が腸の神経環境に影響することがあると考えられています

自律神経バランスの乱れ・運動不足

腸のぜん動運動は副交感神経(リラックス時)にサポートされます。ストレス・睡眠不足・運動量の低下による自律神経の乱れが腸の動きに影響することがあります

妊娠中の便秘は「ホルモンのせいだから仕方ない」だけではありません。骨盤・腰椎・仙骨の骨格環境と自律神経系の状態を整えることで、腸が動きやすい身体環境をサポートできることがあります。薬に頼りたくない妊娠中だからこそ、骨格・神経系からのアプローチが活きます。


当院が行う腸環境サポートのアプローチ

当院ではガンステッドシステムによる5つの評価で骨格・神経系の状態を把握した上で、腰椎・仙骨・胸椎・自律神経系を中心にアプローチします。

01
腰椎・仙骨のサブラクセーション解除

腰椎下部(L3〜L5)と仙骨は大腸・直腸・骨盤底への神経伝達に関係する部位とされています。この部位のサブラクセーションを解除することで、腸への神経環境を整えるサポートを行います。

5つの評価でどの部位に問題があるかを特定した上で、必要な部位だけにアジャストメントを行います。妊婦さんへの施術はうつ伏せを使わず、横向き姿勢を中心に安全に行います。

02
自律神経バランスへのアプローチ

腸のぜん動運動は副交感神経が優位な状態でサポートされます。頸椎・胸椎のサブラクセーションが自律神経系に影響することがあると考えられています。神経系の環境を整えることで、腸が動きやすい身体環境のサポートを目指します。

03
横隔膜・腹圧のサポート

深い腹式呼吸と横隔膜の動きは、腹腔内の圧変化を通じて腸のぜん動運動をサポートすることがあるとされています。胸椎・肋骨のサブラクセーション解除と合わせて、横隔膜が動きやすい環境を整えます。腹式呼吸のセルフトレーニングもご指導します。

04
生活習慣・セルフケア指導

骨格・神経系へのアプローチと合わせて、腸が動きやすい日常生活の工夫をご指導します。食事・水分・姿勢・軽い運動・腹式呼吸など、薬に頼らず日常生活でできるセルフケアを具体的にお伝えします。


ご自宅でできる便秘対策セルフケア

施術と並行して、日常生活での工夫が腸環境のサポートに大切です。担当医の指導を最優先にしながら、以下のセルフケアをお試しください。

  • 水分をこまめに摂る 1日1.5〜2リットルを目安に、こまめな水分補給が便の柔らかさをサポートします。冷たい水より常温・白湯が腸への刺激が少なくお勧めです
  • 食物繊維を意識する 野菜・海藻・きのこ・豆類など食物繊維を含む食品を意識して摂ることが腸環境のサポートになります。担当医・管理栄養士の栄養指導に従ってください
  • 朝起きたら水や白湯を飲む 起床後すぐに常温の水・白湯を1杯飲むことで、胃腸への刺激をサポートし腸が動きやすくなることがあります
  • 腹式呼吸・横隔膜を動かす 深い腹式呼吸で横隔膜を動かすことで、腹腔内圧の変化が腸のぜん動運動をサポートすることがあります。1日数回、意識して行ってみてください
  • 軽いウォーキング 妊婦さんが無理なくできる範囲での軽い歩行が、腸の動きをサポートします。担当医の許可のもとで行ってください
  • 左側臥位(左向き横向き)での休息 左向きに横になることで大腸の走行(下行結腸・S状結腸)に沿った向きになり、便の移動をサポートしやすいとされています
  • トイレは我慢しない・決まった時間に座る習慣 便意を感じたらすぐトイレへ。朝食後など決まった時間にトイレに座る習慣づけが、腸のリズムをサポートします
  • 骨盤底筋の意識 骨盤底筋を意識的に動かすことが直腸・肛門への神経環境のサポートになることがあります。当院でも具体的な方法をご指導します

POINT OF DIFFERENCE

「薬が使えない妊娠中」だからこそ
骨格・神経系からの腸環境サポートが活きる

妊娠中は使える薬が制限され、便秘の対処に困る方が多くいらっしゃいます。
当院のカイロプラクティックは、薬を使わず骨格・神経系の状態を整えることで
腸が動きやすい身体環境をサポートするアプローチです。

ガンステッドシステムによる精密な5つの評価で、
お一人おひとりの身体の状態に合わせたサポートをご提案します。


よくある質問(FAQ)

Q妊娠中の便秘にカイロプラクティックは関係しますか?
Aカイロプラクティックが直接便秘を解消するものではありません。腰椎・仙骨・自律神経系の環境を整えることで、腸が動きやすい身体環境をサポートすることを目的としています。経過には個人差があります。
Qいきむことで赤ちゃんへの影響はありますか?
A排便時のいきみについては産婦人科の担当医にご確認ください。当院では骨格・神経系の環境を整えることで自然な排便を促しやすい状態をサポートすることを目的としており、無理ないきみをしなくてもよい腸環境づくりをサポートします。
Q便秘薬は使っていますが、施術と並行して通えますか?
Aはい。担当医の処方・指示のもとで服薬している場合も、施術と並行してご来院いただけます。服薬中の場合は初診問診でお知らせください。
Qお腹が張っているときに施術を受けられますか?
A軽度のお腹の張りであれば施術可能です。ただし強い腹痛・張りを伴う場合は施術を中止し、産婦人科へご連絡ください。来院時の状態は問診で詳しくお聞きします。
Q何週から施術を受けられますか?
A妊娠初期(〜13週)はデリケートな時期のため、産婦人科の担当医へのご確認をお勧めします。妊娠中期(14週〜)以降が施術に適した時期とされています。いずれの時期も初診問診で状態を詳しくお聞きした上で判断します。

まとめ

妊娠中の便秘は「ホルモンのせいだから仕方がない」ではありません。腰椎・仙骨の骨格環境・自律神経バランス・横隔膜の動きを整えることで、腸が動きやすい身体環境をサポートできることがあります。

薬に頼りたくない妊娠中だからこそ、骨格・神経系からのアプローチと日常のセルフケアを組み合わせることをお勧めします。「ずっと便秘で苦しい」そのお悩みをひとりで抱え込まずに、まずお気軽にご相談ください。

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